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コンプレックス to ロック

2年越しの新曲、

『初夏空』のマスタリングがようやく終わり、

ギリギリ初夏の時期に、アップロードできそうです。

初夏空マスタリング

今回は、ちょっと僕自身のコンプレックスの話をします。

3人体制になってから、ずーっとヴォーカル探しを続けていて、

この公式サイトを通じて、応募してくださった方もいたのですが、

いかんせんトップページに載っている

Yuuさん作曲の、グランジ色『scenario』を聴いて応募してきてくれたもので

ヒデキ「あの、、実は僕自身はアコースティックから入ったもので、

    アコギ、ポップ、ビートロック、そういったところが好きで

    そういうオリジナル曲もやると思うんですが、だいじょうぶですか?」

と伝えたところ、

一切、返事が来なくなりました泣。

10年以上前、地元でバンド再開して、

Yuuさんが自作曲を提供してくれたとき、

出会ってきたロックバンドを志すヴォーカリストは

9割、Yuuさん曲を好んでいました。

その上、僕のギターは、常に

ハードロックギタリストのTommyに敵わず、

たまに僕のギターが評価してもらえるのは、

必ずといっていいほど

クリーントーンギターか、アコースティックギターでした。

その頃からずっとコンプレックスがあって

「俺みたいな人間が、ロックバンドを志していいのか、ほんとうに。」

と、何度悩んだかわかりません。

今回の『初夏空』は、

題名の通り、僕の自作曲です笑。

しかし、今まで以上に、アコースティック調な上、

歌詞も、

「あーこんな青臭い歌詞。。ロックのかけらもない。。」

と自己嫌悪になったほどで。

とはいえ、一時期に、

一気に歌詞が降ってきてガッと書き上げられたので、

もったいないからデモ曲を仕上げてしまいました。

しかし、何回もTommyとYuuに言いました。

「この曲、やっぱりやめようかな。これはボツでいいよ」

と。

しかしそんなクダを巻いている僕に対して、

2人とも何も言わず、

ベースとギターを練り上げ、録ってくれました。

そしたら本当に信じられないほど、ロック色が出てきて。

「これは、俺一人だったら、絶対こんな完成にいかなかっただろうな」

と、ただただ、こうべを垂れました。

僕は「ロック」ではないけど、「バンド」をやっていたことは

本当に正解でした。

そして、2人の頑張りに応えないと悪いと思い、

適当につけたコードを変えたり、

歌詞も、もう一回、書き直しました。

そして、今までやってこなかった「仮歌録音」を

初めてやって。

そして曲がぶち壊しになったので笑、

Yuuさんに歌を入れてもらいました。

Tommyさんは時間のない中、一緒にスタジオインして、

いつもの彼のやり方。

「おいヒデキさん、ちょっとバックの音、しばらくリピートしておいて。

 その間にギターソロとか完成させるから」

と言われ、たった1、2時間の間に素晴らしいソロを作ってくれて。

助けてもらってばかり。

僕はコンプレックスが根強いから、よかったのかもしれません。

なんでもできる人間だったら、

仲間をないがしろにして、一人寂しく一人の世界にこもって

自己満足で終わっていたのかも。

やめないでやってきて、学んだことは計り知れません。

これからは、それをお披露目していくことが

僕の使命です。


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